2019年9月16日月曜日

”家族介護教室”を開催!

8月31日(土)
”家族介護教室”
「福祉用具の正しい選び方」を
開催致しました。
 
理学療法士;鳥澤先生〈(福)兼愛会統括リハビリ〉
福祉用具専門相談員…2名をお招きし、
詳しくお話して頂きました。
 
 
デイサービスご利用者様・ケアハウス入居者様、ご家族様
沢山の方がお越しになりました。
 
 
”シルバーカー”
自立歩行が可能な方対象で、
荷物の運搬や座って休憩する事が出来ます。
 
 
 
”歩行車”
自立歩行が困難な方対象で、
歩行の安定性が確保されます。
 
 
”杖”
1本杖や先が複数に分かれている多点杖があり、
杖を使用しての歩き方や、
適正な杖の長さを教えて頂きました。
 
 
 ”車椅子”
ご本人の座位能力、姿勢、床ずれ〈褥瘡(じょくそう)〉への対応、
乗り移りの方法、使用環境、車椅子をご本人が動かすのか、
介助者が動かすのかなど…
様々な点を十分に確認することが必要…とお話して下さいました。
 
 
本日は参加して下さった方々へ、わかりやすく
懇切丁寧にお教え下さり、誠に有難うございました。
とても参考になりました。
「これで安心して使う事ができます!」
 
~当日参加できなかった方々へ~
 
 

 
福祉用具の選択ポイント
①選択にあたりリハビリ専門職のアドバイスをきくことが大切。
②半年から数年先のことまで考慮し導入することが大切。
③心身機能がフルに発揮できる”心地よい福祉用具”を選択する。
④”家族の想い”も大切にして福祉用具を積極的に活用する。
➄福祉用具は”おしゃれ”と”長生き”のアイテムであると解釈する。
⑥福祉用具のメリット&デメリットと導入後のリスクを把握する。
⑦介護保険レンタルも自費レンタルも臨機応変に活用する。
⑧福祉用具使用の際は、随時安全確認をする。
⑨生活リハビリのため、できるだけ車椅子は自操式を活用する。
➉介護度の高い人にはリクライニング&チルト機能型を活用する。
⑪福祉用具の価格はピンキリであるため、購入予算で判断でも可。
⑫車椅子の空気圧やブレーキ点検は事故防止の基本になる。
⑬リスク管理の観点から、取扱説明書は遵守する。
 ご参考まで。